こんなサインはありませんか?
乾燥肌は、肌の水分と油分がどちらも不足しやすい状態です。次のようなサインに心当たりが多いほど、乾燥傾向が強いと考えられます。
- 洗顔やお風呂のあと、肌がつっぱる感じがする
- 頬や口元がカサつく、皮がむけたように白く粉をふく
- メイクのりが悪く、ファンデーションが割れやすい
- 夕方になると小じわのような乾燥線が目立つ
- 季節の変わり目やエアコンの効いた部屋で肌がゆらぎやすい
肌の表面には、うるおいを保ち外部の刺激から肌を守る「バリア機能」があります。乾燥が進むとこの働きが揺らぎやすくなり、カサつきだけでなくヒリつきやかゆみといった敏感さにつながることもあります。だからこそ、乾燥肌のケアは「保湿」と「守ること」の両輪で考えるのがポイントです。
乾燥肌がやりがちなNG習慣
良かれと思って続けている習慣が、実は乾燥を進めていることがあります。代表的なものを挙げます。
- 洗浄力の強い洗顔料でゴシゴシ洗う——必要な皮脂やうるおい成分まで洗い流してしまいます。洗顔は朝晩2回まで、たっぷりの泡でこすらずに。
- 熱いお湯で顔を洗う——お湯の温度が高いほど皮脂は流れやすくなります。ぬるま湯(32度前後の体温より少し低いくらい)が目安です。
- 化粧水だけで終わらせる——化粧水の水分は、そのままでは時間とともに蒸発します。乳液やクリームの油分でフタをするまでが保湿です。
- タオルでこすって拭く——摩擦は乾燥した肌には大きな負担。タオルは押し当てて水分を吸わせるように。
乾燥肌が注目したい保湿成分
商品を選ぶとき、パッケージの成分表示にこれらの名前があるかをチェックしてみてください。
- セラミド——肌の角質層でうるおいを抱え込み、バリア機能を支える代表的な保湿成分。乾燥肌のスキンケアでまず注目したい成分です。「セラミド機能成分」のような表記の場合もあります。
- ヒアルロン酸——高い保水力を持つ成分。化粧水や美容液に広く配合され、みずみずしいうるおいを与えます。
- グリセリン——多くの保湿アイテムのベースになる定番のうるおい成分。低刺激でしっとりした使用感が特徴です。
- シアバター・ワセリン——油分でうるおいを閉じ込める「フタ」の役割。特に乾燥が強い部分の集中ケアに向きます。
乾燥肌の1日のケアステップ
朝
- ぬるま湯またはマイルドな洗顔料でやさしく洗う(皮脂が少ない朝は、ぬるま湯だけでも十分なことがあります)
- 化粧水をたっぷりと。手のひらで包み込むようになじませる
- 乳液またはクリームでフタをする
- 日焼け止めを塗る。紫外線による乾燥ダメージを防ぐことも大切な保湿ケアの一部です
夜
- メイクをしている日はやさしくクレンジング
- 保湿成分配合の洗顔料で洗う
- 化粧水→(乾燥が気になる日は保湿美容液)→クリームの順で重ねる
- 特にカサつく部分には、クリームやバームを部分的に重ね付け
よくある質問
Q. オイリーに見える部分があるのに、頬はカサカサ。これも乾燥肌?
Tゾーンはテカるのに頬や口元は乾燥する場合は「混合肌」の可能性が高いです。部位によってケアを使い分けるのがポイントで、保湿は乾燥する部分を中心に、テカる部分は薄めに調整しましょう。
Q. 化粧水は何回も重ね付けした方がいい?
1回でもたっぷり使えていれば大丈夫です。大切なのは回数よりも「そのあと油分でフタをすること」。何度重ねても、フタをしなければ水分は逃げていきます。
Q. 高い商品の方が保湿力も高い?
価格と保湿力は必ずしも比例しません。プチプラでもセラミドやヒアルロン酸をしっかり配合した商品は多くあります。成分と使用感が自分の肌に合っているかで選ぶのがおすすめです。